最初だからこそスライサーの設定

スライサーに最初に入ってる値は理想的な整備状態の時の値だったりしてそのまま使うのはちょっと怖いです。
最初だからこそきちんと設定しておきましょう。

層の厚さ、層の高さ、積層ピッチなど
壁面の厚さ
底面と上面の厚さ
充填密度
プリント速度、印刷速度
ノズルの温度
ベッドの温度、テーブルの温度
サポート
縁取り、ブリム
ラフト
フィラメントの直径
吐出量、吐出率、フロー
ファン、冷却設定

層の厚さ、層の高さ、積層ピッチなど
3Dプリンターは一層づつ積み上げていくシステムになっていますが、その高さを指定します。
ノズルが0.4㎜の太さならば大体0.1~0.3㎜になります。3Dプリンターの性能にもよるので確認しておきましょう。
一層の高さが高ければ早く出力できますが、積層痕が強く出ます。低ければ時間はかかりますがきれいに出ます。

壁面の厚さ
側面部分の厚みになります。厚ければ時間がかかりますが強度が上がり、薄ければ早く出ますが強度が下がります。
PLAなら1㎜以上、ABSなら2㎜以上ないとちょっと不安です。それでいてラインの太さの倍数だと収まりが良いです。

底面と上面の厚さ
今度は上下の厚さです。向きが違うだけで壁面の厚さと同じように設定すればよいです。
ただ、収まりが良い値は積層ピッチから計算します。

充填密度
壁面で作った壁の内側を何%埋めるかという設定です。
多ければ時間がかかり、少なければ早くできます。
強度的には20%あれば十分です。

プリント速度、印刷速度
一秒あたり何㎜動かすかの設定です。
速すぎなのはもちろんだめですが、遅すぎてもいけません。
3Dプリンターの性能とフィラメントによって最適な値はマチマチですが、20~40㎜/sなら概ね大丈夫でしょう。

ノズルの温度
ノズル先端の温度です。
フィラメントにあった値を入れましょう。
PLAなら180~210℃、ABSなら220~240℃程度ですがメーカーによっても違ってきます。
また室温によっても微調整が要ります。

ベッドの温度、テーブルの温度
ベッドの温度がなければ温度の急激な変化によって反りや割れの原因になります。
といってもそれはABSだけで、PLAはさほど気にしなくてよいでしょう。
PLAの場合は60~70℃となっていますが、なくても問題ありません。
ABSは100℃程度にしておきましょう。

サポート
一層づつ積み重ねる構造上、どうしても空中に浮いてしまう部分が出てきます。
それを支持するのがサポートです。
なし、テーブルからのみ、オブジェクトの上もという感じになっています。
オーバーハングという設定も確認しましょう。壁面がどれくらい傾いていればサポートをつけるかという設定です。

縁取り、ブリム
小さいものを出そうとすると、ベッドへの張りつきが弱くなりすぐ取れてしまいます。
それを防ぐために縁をつけて広い範囲で食いつくようにします。

ラフト
オブジェクトの下にさらに一枚板を出力することによって安定した出力ができるようになります。
が、ラフト自体がオブジェクトに強固に張りつくこともあるため、剥がすのが大変です。
設定するのはあまりおすすめしません。

フィラメントの直径
使うフィラメントの直径です。
大体の物は1.75㎜です。

吐出量、吐出率、フロー
一本のラインを何%多く、あるいは少なく出すかの設定です。
基本は100%でいいですが、表面がぼこぼこと盛り上がっていたら吐出量が多く、逆にラインとラインの間が空いていたら少ないです。
RIPRAPは少なめに出るようになっていたりするので確認しておきましょう。

ファン、冷却設定
ファンを回すかどうかです。
PLAは急激に冷やさないといけませんので、必ず回しましょう。
ABSはゆっくり冷やさないと反りますので、必ず止めましょう。

それでも失敗するときはこちらから。

 

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